今回は雑談です。 先日映画館で観た日本映画『国宝』についてお話しします。歌舞伎の世界を舞台に、吉沢亮さんと横浜流星さんが主演を務めるこの作品は、人間の「生き様」や、歌舞伎における「芸」と「血筋」というテーマを描いています。 歌舞伎の知識が全くなくても、その世界に深く浸れるような内容です。 特に、私が心を奪われたのは横浜流星さんの演技でした。 その圧倒的な迫力と、舞台上の鬼気迫る姿はまさに圧巻の一言で、本当に目と心に焼き付きました。 上映時間3時間半があっという間に感じるほど、飽きさせない見事な作りです。 日本ならではのエンターテイメントとして、この映画が持つ魅力や、俳…

「肩の力を抜く」という言葉には、体をリラックスさせることと、気負わず楽に構えることの二つの意味があるのをご存知でしょうか。 このエピソードでは、私自身の経験も踏まえながら、年齢を重ね、様々な経験を積むことで、いかに自然と肩の力が抜け、生き方がより豊かになっていくのかについてお話しします。 頑張りすぎていると感じる時、あるいは視野が狭まっていると感じる時、どうすればもっと楽に、そして効果的に物事を進められるのか。 仕事や遊び、人生のあらゆる場面で役立つ、気負いすぎずに生きるヒントが満載です。 人生のステージごとに訪れる、心と体の変化を紐解いていきます。ぜひお聴きください。 …

この動画では、多くの人が直面する「分かりにくい話」をどう聞けば良いのか、その具体的な方法を深掘りします。 特に、話し手の言葉が不足している（例：主語、接続詞、目的語、挿入句が抜けている）ために、話の流れが掴めず、混乱してしまうケースに焦点を当てます。 私たちは無意識のうちに「ここまではこの話、次はこれ」と流れを掴んで話を聞いていますが、言葉が抜けると話の急な転換に感じ、理解が難しくなります。 動画の主な内容： • 言葉の不足がもたらす問題: なぜ言葉が足りないと、会話の迷子になってしまうのか。 • 聞き手の役割と具体的な対応: 話し手の言葉が足りない場合、聞き手が文脈から意味を「補いながら…

このエピソードでは、カウンセリングの真の効果について深く掘り下げてお話しします。 私がカウンセリングのベースとしているのは、長年実践しているロジャーズの「来談中心療法」です。 この療法では、アドバイスや安易な励まし、分析といったことはせず、ひたすらクライアント（相談者）の方を「理解する」ことに全力を注ぎます。 なぜなら、人間は自分のことを心から「理解された」「わかってもらえた」と実感したその瞬間に、信じられないほどの前向きな力と、深い喜びを得るからです。 そして、まさにこの「理解される」という経験こそが、他のどんな助言や励ましよりも、人を根本から立ち直らせる大きなきっかけとな…

かつて、不便で理不尽な時代を生きた人々は、現代の私たちよりも忍耐強く、腹を括って生きていたかもしれません。 彼らは多くのことを我慢したり、自分で工夫してやらなければならない生活を強いられており、その中で公共性や社会性に対する強い関心を持っていた人が多かったのではないかと考察しています。 一方、現代社会はスマートフォンやパソコン、エアコンなど、昔に比べて非常に便利になり、不便さが減っています。 しかし、この便利さが進むにつれて、「自分さえ良ければいい」という自己中心的な考え方を持つ人が増え、周囲の人や社会全体への配慮、あるいは公共性の意識が薄れてきているのではないかと懸念しています…

最近、「総合診療医」が主人公のドラマを観ています。 これはかなりの専門性と高い力量、責任の伴う仕事です。 一見すると地味に見えるかもしれませんが、これらの仕事には非常に高い専門性と重い責任が伴います。 世の中には、あまり知られていないけれど、実はとても大切な仕事があるんです。 今回は総合診療医と心理カウンセラーとを例に出して、仕事の難しさについて話しています。 ●心理カウンセラーの鈴木雅幸公式サイト ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠…

この動画では、多くの人が探し求める「幸せ」について、学校では教えてくれない大切な真実をお話しします。 「幸せになるためには勉強が必要」という驚きの事実、そしてなぜ多くの日本人が物質的な成功ばかりを追求し、本当の幸せを見失っているのか、その心理学的背景を深掘りします。 お金や名声といった物質的な成功は、幸せの一要素に過ぎません。 むしろ、人との接し方、人生の捉え方、家族との過ごし方、日々の習慣こそが、真の幸せに直結します。 私たちは「幸せについて知らなすぎる」のかもしれません。 物質主義に偏りすぎた結果、現代社会に現れている不均衡（例：引きこもり）にも触れながら、本当の豊かさとは何かを問い直し…

先日、気心の知れた旧友との同窓会に参加しました。 そこで感じたのは、日常ではなかなか得られない心からの安らぎ。 この「スイッチオフ」の時間が、意外にも今の自分にとってどれほど大切だったのか、そしてなぜそう感じたのか、深く考えるきっかけになりました。 ●心理カウンセラーの鈴木雅幸公式サイト ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠…

カウンセリングという言葉は以前よりもかなり広く知られるようになりましたが、「なぜ話を聞いてもらうと楽になるのか？」「実際に何が行われているのか？」その本質まで深く知る人は意外に少ないと感じています。 このエピソードでは、一見すると日常の会話と変わらないように見えるカウンセリングが、なぜ精神的な不調の回復や、様々な困りごとの解決、そして人間的な成長へと繋がるのか、そのプロセスを分かりやすく解説します。 言葉を交わすことの奥深さと、その時間の中でクライエント自身に何が起こるのか。 カウンセラーが何かアドバイスをするというよりも、クライエント自らが気づきを得て救われていく、その「秘密」…

この仕事をしていると、「人を信じる」「人から信頼される」というテーマに度々向き合うことになります。 コミュニケーションの手段として、言葉がどれほど大切か、そしてその奥深さや可能性については以前もお話ししましたが、実は言葉よりもさらに大切なものがあるのです。 それは、あえて言葉にしなくても、相手に確実に伝わる、心からの思いや感覚のこと。 私たちが心の底で本当にどう感じているか、どんな気持ちで相手と向き合っているかということが、人間関係においてどれほど大きな影響を与えるのか。 時には言葉にするよりも、その「言葉にしないこと」の方が、相手に深く伝わり、信頼が築かれることがあるのです…

仕事や、やるべきことに対して、気が乗らない。 めんどくさいな、後でいいか、サボりたい…って思うこと、ありますよね？ 私自身も、実は割とそういうことがあるんです。 でも、そんなサボりよりも、もっと人生にとって危機的な状況に陥ることって、実はあるんですよ。 それは、表面的な怠けでは済まされない、あなた自身の心までをも蝕み、破滅へと向かわせてしまうような、ある「心の状態」なんです。 このポッドキャストでは、一時的な怠惰に比べて「可愛いもん」とは言えない、本当の人生の危機について掘り下げます。 なぜあなたの心が「凄んで」しまい、戻ってこられなくなるのか？ そして、そのよう…

この動画では、多くの人が誤解している「傾聴」の本質に迫ります。 「傾聴は心構えや態度」「相手の気持ちに寄り添う気持ちでやれば良い」と思っていませんか？ 実は、それは大きな間違いです。 傾聴は、知識として知っているだけでは意味がなく、「できるようになること」が最も重要な「技術」であり「実践」なのです。 もしあなたが「人の話をうまく聞けない」「傾聴を学んでも実践で活かせない」と悩んでいるなら、それは「具体的な技術」を習得するプロセスが足りていないのかもしれません。 動画のポイント： • 傾聴は「技術」である： 単なる心構えではなく、実践で使えるようになるための具体的なスキルです。紙のテストで答…

ある日テレビで観たハリー・ポッターの映画。そこでダンブルドア校長が語った「言葉は尽きることのない魔法の源、傷つけることも癒すこともできる」というセリフに、改めて深く考えさせられました。 これは、まさに私が日頃行っているカウンセリングの根幹にも通じるものがあります。 なぜなら、カウンセリングではクライエントの「言葉」をどう受け止め、どう「言葉」を交わすかで、その方の人生が大きく変わっていくからです。 時に人を深く傷つけ、呪いのように心を縛りつけることもある「言葉」。 しかし同時に、絶望から立ち直らせ、人生を前へ進める力も秘めています。 このポッドキャストでは、私たちの日常、…

カウンセリングの現場で、多くの方々の悩みや苦しみに向き合ってきました。 その中で、人生における様々な経験、特に困難な状況には、私たちを成長させる深い意味があることに気づかされます。 喜びだけでなく、怒り、悲しみといった感情も含め、あらゆる経験が私たちに学びと気づきをもたらし、人としての成長を促します。 一見、無意味に思える苦しみでさえも、次のステップへ進むための大切な機会となり得ます。 この音声では、日々の出来事、特に困難な局面をどのように捉え、そこから何を得ていくのかについてお話ししています。 あなたが直面する「なぜ」の問いに、新たな視点を提供し、力強く前に進むための一…

私たちは日々の生活の中で、つい「できないこと」や「足りない部分」にばかり注目してしまいがちではないでしょうか？ 私自身もそうでしたし、多くの方が経験することだと思います。 しかし、実はその考え方が、私たちの視野を狭め、目の前の可能性やチャンスを隠してしまっていることがあります。 その結果、「自分はダメだ」と感じたり、将来に何の希望も見出せなくなってしまうことも少なくありません。 このエピソードでは、そうした「できない」という固定観念から抜け出し、全く新しい視点から自分自身や、周りの人、そして未来を見つめ直す方法についてお話しします。 たとえ今、困難な状況に直面している…

この動画では、「立ち直る力」や「心の回復力」レジリエンスについて深く掘り下げて解説します。 多くの人が「レジリエンスは気合いと根性」「生まれつきの才能」と思いがちですが、それは大きな誤解です。 実は、レジリエンスは誰でも「学習できる技術」であり、意識的に高めることが可能な心のスキルなのです。 動画のポイント： • レジリエンスの本当の意味：気合いや根性、図太さとは異なり、物事をどう捉えるかという「引き出し」をどれだけ持っているかが鍵となります。 • 「立ち直れる引き出し」を増やす重要性：困難な状況に直面した際に、それを前向きに捉えるための「知恵と工夫」を豊富に持つことが、早く回復するため…

「傾聴」とは、相手の話に耳を傾けて聞くことと説明されますが、その言葉の意味を知るだけでは実際にできるようにはなりません。 集中力や相手への強い興味関心など、いくつかの重要なポイントがあるものの、もっと根本的なところで必要なのは、その人の「人間力」と繋がっている力なのです。 相手の辛い話や絶望的な話さえも冷静に受け止めて聞き続けるためには、単なる知識以上の、自身の人間性や人間としての「器」を磨く取り組みが不可欠です。 これは簡単には身につかず、短期間で習得できるものでもありません。 資格の取得だけでは測れない、様々な経験や努力、そして自己との向き合いを通じて、年月をかけて培われ…

人生には、何をやってもうまくいかず、抜け出せないような苦しい時期がありますよね。 そんな時、あなたは感情的になっていませんか？ 焦りや不安、怒り、絶望といった感情は、実は状況をさらに困難にし、道を見えなくしてしまうものです。 このエピソードでは、どんなに厳しい状況に直面しても、感情に流されず、冷静に、そして客観的に現状を捉えることの重要性をお話しします。 私自身が最も困難な時期をどう乗り越えたか、そして多くの人々がカウンセリングを通じてどのようにトンネルを抜け出していったのか、その共通する「ある生き方」に触れていきます。 あなたの心が平穏を取り戻し、未来を切り拓くためのヒ…

人生の悩みや苦しみに、実は一つの共通する根本原因があるのをご存知ですか？ 私自身、長年カウンセリングを通じて多くの人の問題に取り組む中で、それができれば全てが解決すると確信した、最も難しく、しかし最もシンプルな「あること」を発見しました。 アメリカの心理学界の巨匠カール・ロジャーズも深く探求し、日本の禅の教えにも通じるその本質とは一体何でしょうか？ このエピソードでは、あなたが抱えるどんな困難も乗り越え、真に心の平穏を得るための第一歩となる、その「ある境地」についてお話しします。 ●心理カウンセラーの鈴木雅幸公式サイト ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠…

「今の状況を変えたい、自分を変えたいけれど、どうすればいいか分からない…」 会社での人間関係、仕事のストレス、家族の問題、自信のなさなど、私たちは様々な悩みを抱えています。 そして、今の状況を変えたい、今の自分ではない自分になりたいと願っています。 しかし、単なるアドバイスや励まし、説明だけでは、なかなか人の心は動きません。 では、本当に困っている人の力になるにはどうすればいいのでしょうか？ 心が動き、自ら未来を描き、行動へと踏み出せるようになるために必要なことはなにか。 カウンセリングとは、無理に説得することでも、ただ共感するだけでもありません。 あなたが「で…

人生で「何がしたいかわからない」「今の仕事に不満がある」と悩んでいませんか？ この動画では、かつてカウンセラーとは程遠い、トラック運転手として9年間を過ごした私が、どのようにして今の仕事にたどり着いたのか 、その道のりでお伝えしたい大切な考え方をお話しします。 私は若い頃、自分が何をしたいか定まらない時期があり 、挫折感やどう生きるべきかという悩みを抱えていました。 しかし、その中で決めたのは、「今いる場所で一生懸命できることをやろう」ということ。 この期間を「空白の時間」と呼ぶこともできるかもしれませんが、目の前のことに真摯に向き合うことで、結果的に今の天職へと繋がりました。 この動画で…

私が師匠・吉田哲に師事し、カウンセリングを学ぶ中で、いかにその習得が困難であったか、そして何が重要だったかをお話しします。 数年を要する道のり、決して簡単ではありません。 では、どうすれば真に「聞ける」カウンセラーになれるのか？ 私の経験と、長年の指導で培った知見から、その具体的なヒントをお伝えします。 挫折せず、着実に力をつけるための秘訣がここにあります。 ●心理カウンセラーの鈴木雅幸公式サイト ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠…

今回のエピソードでは、人生において大切な「感謝」について、改めて深く考えていきます。 感謝とは、単に良い出来事があった時に感じるだけでなく、自ら見つけ、育んでいくもの。 それが人間の成熟や、困難を乗り越える力にいかに繋がるのか。 普段、当たり前だと思っていることの中に隠された感謝の気持ちに気づき、それを表現することの大切さをお話しします。 この視点を持つことで、あなたの人生がどのように豊かになるか、ぜひ感じてみてください。 ●心理カウンセラーの鈴木雅幸公式サイト ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠…

このポッドキャストでは人生で誰もが直面しうる「理不尽な出来事」について深く掘り下げていきます。 理不尽な現実に直面した時、「なぜ私がこんな目に？」と感情的になるのは当然です。 しかし、そこで立ち止まってしまうと、自分自身が深く傷つき、前に進めなくなる危険性があります。 このエピソードでは、単に出来事の是非を問うだけでなく、その経験をいかにして自分自身の人生の「糧」とし、未来へと繋げていくかという、より建設的な視点をお伝えします。 辛い経験をただのトラウマや心の傷で終わらせるのではなく、そこから学び、成長するための「思考のプロセス」をご紹介。 出来事の背景を冷静に分析し、そ…