【注意喚起】あなたは「養分」になっていませんか?オンライン業界の不健全な実態とアカウント停止のリスク
オンライン業界の「健全化」を目指して
私は情報発信を行う目的として、このオンライン業界のイメージを健全化したいと考えています。現在のオンラインの世界は「うさん臭い」「怪しい」といったネガティブな印象を持たれがちです。これは、過去に一部の「先人たち」が悪質な行為をしてきた結果であり、現在進行形で騙されてしまう人が増えているという現状があります。
こうした被害者を少しでも減らしたいという思いから情報発信を行っていますが、今回は、特に**「養分(ようぶん)」**とされてしまう、あるいは利用されてしまう人々についての警告です。起業塾の主催者やコミュニティのトップに利用され、まるで宗教の信者のように扱われるケースが横行しています。
「養分」にされる具体的な手口:レビュー操作と偽りの実績
自分のコミュニティのメンバーが意図せず利用され、「養分」にされている例は少なくありません。
1. レビューの不正操作
例えば、かつて流行したKindle出版の例では、内容が非常に薄い、あるいは不自然にページ数を稼いでいるような本に、**不自然な数の「高評価レビュー」**がついている現象が見られました。数十件もの高評価が集まるのは、その本がコミュニティ内で購入され、メンバーがレビューを付けているためです。
最近ではUdemyなどのプラットフォームでも、同じような人がレビューを書き込んでいる事例が散見されます。
販売開始から短い期間に、大量の、しかもほとんどが高評価であるレビューがついている場合、それは「サクラ」である可能性が高いと考えた方が賢明です。通常、レビューは購入者や利用者のうち、10人から20人に1人程度しか書いてくれないものだからです。
2. 身内での「実績」作り
企業塾などでは、**「身内で買い合って実績を作る」**という手法も存在するようです。例えば、「月収100万円達成」という実績があったとしても、実際には塾の仲間同士で商品やサービスを買い合った結果に過ぎないというケースが報告されています。
このような行為によって作られた実績は、事実上「嘘ではないのかもしれない」としても、真の実績とは呼べません。にもかかわらず、こうした形で利用される側は、ある意味「養分」にされていると言えるでしょう。
そして恐ろしいのは、レビューを付けている側も、実績作りに協力している側も、自分が都合よく利用されている(踏み台にされている)という自覚がない場合が多いことです。
不正行為に加担する極めて大きなリスク
たとえ利用されている側だとしても、こうした不正行為に加担することは非常に危険です。
アカウント停止(BAN)による資産の喪失
特にUdemyやAmazon/Kindleのようなプラットフォームでは、不正行為に対して厳しい取り締まりが行われています。コミュニティ内でお互いにレビューを付け合う行為は、プラットフォームの規定上「グレー、あるいはブラックに近いグレー」と見なされる可能性があります。
Udemyは、不労所得を生み出し、リストも取れるという重要な「資産」です。不正行為によってアカウントが停止(BAN)されてしまえば、この重要な資産を一瞬にして失うリスクがあります。実際に、海外の著名な発信者でも、ガイドラインに慎重に従っていても、アカウント停止の危機に瀕する事例があります。
安易に不正に加担することは、自身の活動基盤を失う大きなリスクを伴うことを認識すべきです。
業界の健全化のために:誠実さが鍵
いつまでも誰かに「養分」として利用される側であっては、状況は変わりません。そうした不健全な環境からは一刻も早く抜けることが最善の策です。
実力と誠実性の重要性
他人を騙すような行為や不正(イカサマ)を行っていれば、どこかで必ずボロが出て、信用を失います。一度失った信用を挽回するのは非常に難しいことです。
本当に実力のある人は、不正や裏技に頼らず、**真面目にコツコツと、正当な方法(成功法)**で成果を出せます。不正をしなければ結果が出ないというのは、そもそも実力がないことの裏返しであると考えるべきです。
ビジネスを行う上で、誠実であることは大前提であり、ルールブックを読まなくても理解できる当たり前のことです。
倫理観の麻痺を避ける
不正が横行するコミュニティに入り込んでしまうと、「騙す」ことや「イカサマをする」ことに対する感覚が麻痺し、罪悪感や抵抗を感じなくなってしまう危険性があります。そして、そうした人が増殖し、同じ不健全な手法が広まってしまうことで、業界全体のイメージをさらに悪化させてしまうのです。
自身の重要な資産と信用を守るためにも、常に誠実に、正当なビジネスに取り組むことが何よりも重要です。
