この動画では、カウンセリングや対人支援、あるいは日頃のコミュニケーションにおいて非常に重要となるスキル、「共感的理解」について詳しく解説します。
特に、カウンセリングの父とも呼ばれるカール・ロジャーズのクライアント中心療法において、共感的理解はカウンセラーの基本的な姿勢とされています 。
では、共感的理解とは一体何なのでしょうか？ それは、クライエントの経験世界をクライエントが分かって欲しい通りに理解し、共有することです 。
そして、この共感的理解が「本当にできた時」には、実は私たちの中に確かな「分かった！」「なるほど！」という手応えや感覚が生まれるものなんです 。
この手応えがあるかどうか、という点が非常に重要です。
なぜなら、もしその手応えがないまま分かったつもりになってしまうと、クライアントさんとの間に「ずれ」が生じ、話が噛み合わなくなってしまう危険性があるからです。
この確かな理解を得るためには、相手の話を正確に、そして最後まで「徹底して聴く（傾聴しきる）」ことが絶対条件となります 。これは、多くの人がぶつかるカウンセリングの「壁」の一つでもあります。
この動画を通して、共感的理解の本質とは何か、どうすればその確かな手応えを得られるのか、そして、その土台となる徹底した傾聴の重要性について、私の経験や学びも踏まえながらお伝えします。
カウンセリングを学んでいる方、傾聴スキルを高めたい方、より深い人間関係を築きたい方にとって、この動画が新たな気づきとなれば幸いです。
【この動画で話していること】
* 共感的理解とは何か？ ロジャーズの考え方
* なぜ共感的理解が重要なのか
* **本当に共感的理解ができた時に生まれる「手応え」「感覚」について
* その手応えに敏感になることの重要性
* **共感的理解のための絶対条件「徹底した傾聴」
* 理解が不十分なまま進むことの危険性
* カウンセリングや対人援助における共感的理解の実践のヒント
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