あなたは、問題や困難に直面したとき、感情的になってしまったり、どうすればいいか分からず立ち止まってしまったりすることはありませんか?
実は、これらの状況を乗り越え、人生を切り開いていく鍵は、「集中力(フォーカス)」にあるのかもしれません。
この動画では、ベストセラー『EQ こころの知能指数』で有名な心理学者、ダニエル・ゴールマン氏が、EQ(心の知能指数)、SQ(社会性の知能指数)に続き、その重要性を提唱した「フォーカス(集中力)」についてお話します。
ゴールマン氏は、集中力こそが、物事の成果、成功、幸福など、人生の様々な側面を決定すると述べています。私自身も、自身の経験から集中力が多くのことに影響を与えると強く同意しています。
人間は、予期せぬ問題やアクシデントに見舞われた時、感情的になりがちです。動揺したり、パニックになったり、不安や焦りに襲われたりします。
このような状態は、「必要なこと」に集中できていない状態で起きやすいのです。
では、何に集中すれば良いのでしょうか? それは、「現状をリサーチし、何が起きているのかを把握する」「原因を分析する」「その結果から、何をすべきかを考え、実行する」といった、問題解決のために本当に必要なこと、今なすべきことに集中することです。
これらなすべきことに集中できれば、動揺やパニック、不安、焦りは極力起きにくくなり、感情的にならずに落ち着いて対処できるようになります。
そして、落ち着いて適切に対処できるほど、問題は解決し、困難を克服し、成果や成功に繋げることができるのです。
つまり、感情的な状態から、理性的な状態へと移行できるということです。
これは、カウンセリングの場面でも同じです。
カウンセラーはクライエントの話に100%集中し、クライエントが何を伝えようとしているのか一点にフォーカスすることが、カウンセリングの成果に繋がります。
一方、クライエントも、カウンセリングを通じて、抱えている問題に対して「何をやるべきか」が分かれば、落ち着きを取り戻すことができます。
目的に必要なこと、今なすべきことに、いかに注意、視野、関心、そして神経を「フォーカス」させられるか。
そして、それをやりきり、継続できるか。これが、いざという時に冷静に、落ち着いて対応できるかどうかの「根本の秘訣」であり「鍵」となるのです。
自分の集中力がどこに向いているのか、余計なことに気を取られていないか、それによって感情的になっていないか、ぜひ自己チェックしてみてください。
自分がどれだけ感情的になっていたか、必要なことを考えられていなかったか、集中しきれていなかったかに気づくことは、大きな収穫となるはずです。
この動画が、あなたの集中力を高め、人生をより豊かに切り開いていくための一助となれば幸いです。

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