そもそも、なぜ私たちはなかなか前向きになれないのか?
それは、後ろ向きになるのが「クセ」になっているから。
すぐに後ろ向きスイッチが入る、後ろ向きになる習慣が染みついているからです。
クセというのはなかなか止められないもの。
ほとんどのクセは無意識にやっていること。
気がつくとやっていたり、気づかないうちにやっていたりします。
後ろ向きになるのが習慣化しているので、何か経験するとすぐ後ろ向きになる。
後ろ向きスイッチが自動的にONになり、知らないうちにドンドンと後ろ向きになる。
そう習慣化しているからいつも後ろ向きになります。
後ろ向きになると、物事上手くいかなくなります。
判断も行動も消極的になり、心理的にも委縮していきます。
そのため、上手くいく可能性のある判断や行動を選択する可能性が低くなります。
そして様々な物事に対して後ろ向きな捉え方、思考、行動になります。
自分自身に対しても後ろ向きな捉え方ばかりします。
自分は何をやってもダメだ、自分には価値がない、自分は人に好かれない。
こうして自分に対して否定的な捉え方しかできなくなります。
そうなると余計に物事が上手くいかなくなります。
仕事や人間関係で躓いたり、自信を失う機会も増える。
日々落ち込み、自信を喪失し、何をするのも怖くなってきます。
すると、段々と気持ちが沈み、精神的に追い込まれる。
毎日を生きていくのが精いっぱいになり、ドンドンとしんどくなる。
そのままだとうつになったり、健康を害したり、人生が行き詰まっていきます。
そうなる前に、後ろ向きの負のスパイラルから抜け出すべきです。
前向きな捉え方、考え方、判断、行動を習慣化しましょう。
ただ、そう言うと「自分には無理だ」と思ってしまう人も多いでしょう。
そう思ってしまう人の多くは、すぐに前向きになることを考えてしまいます。
でも、考えてみてください。
長い間染みついた後ろ向きのクセ、習慣は、そうすぐには変えられません。
すぐに変えようとせず、スポーツの上達と同じように、徐々に時間をかけます。
スポーツで上達するためには、何度も練習をしますよね。
指導を受けたり、練習したり、実践経験を振り返ったりしますが、それと同じ。
前向きになるということは「前向きになるという技術」を習得すること。
だから前向きになるために練習をし、指導を受け、日々の暮らしの中で何度もトライします。
それを繰り返し、継続していくうちに、ある時間を経て上達という現象が起きます。
スポーツでも練習を始めてすぐには上達しないですよね。
かなり練習を続けて、その後にある部分が上達していきます。
前向きになるには、その上達が起きるまで繰り返し努力をすればいいだけです。
ただし、心理的なトラウマや劣等感などがある場合、
カウンセリングを先にするといいでしょう。
カウンセリングによって心理的な問題を解決してから取り組むと、
上達が早い、つまり早く前向きになれます。
何らかの挫折体験や傷つく経験からトラウマや劣等感を持ったのですから、
カウンセリングによって癒し、解消し、前向きになる態勢を整えましょう。
#shorts
#前向きになる #前向きになる言葉 #前向きになる方法 #前向きな生き方