この動画では、カウンセリングや日常のコミュニケーションでしばしば生じる「沈黙」について掘り下げます。
多くの人は沈黙に対して、気まずさを感じたり、なんとかして埋めよう、避けようとしたりしがちです。しかし、沈黙は必ずしもネガティブなものではありません。
実は、沈黙には大きく分けて「避けた方がいい沈黙」と「待った方がいい、活用すべき沈黙」の2種類があります。
「避けた方がいい沈黙」は、相手の強い緊張や、カウンセリング、あるいはカウンセラーに対する拒絶感から生じるものです。
この場合は、沈黙を待つのではなく、緊張や拒絶感を和らげるような働きかけが必要になります。
一方、「待った方がいい沈黙」は圧倒的に多く、これこそがカウンセリングやコミュニケーションを深める上で非常に重要なものです。
この沈黙は、相手が次に話す内容や言葉を探している、何かを思い出そうとしている、伝えたいことや感情を整理している、あるいはあなたの言葉や自身の経験を深く内省しているといった、次に繋がる内的な動きが起きている時に生じます。
最も重要なのは、今の沈黙がこの2種類のどちらにあたるのかを「見極める」ことです。
言葉が途切れたからといって慌てるのではなく、相手の様子やそれまでの会話の流れから、その沈黙の中で何が起きているのかを判断します。
意味のある沈黙であると判断できた場合は、基本的にそのまま「待つ」より深い洞察を得たり、伝えたいことを十分に表現したり、自分自身の気持ちを感じたり、あるいは自分自身を受け入れたりといったプロセスを進めることができます。
これは、カウンセリングが深まり、新たな進展や可能性につながるために不可欠な要素です。
ただし、待っている間に相手が居心地の悪さや罰の悪さ、強い緊張を感じ始めているようであれば、無理に話す必要はないことや、待っていることを優しく伝えるなど、状況に応じた声かけをすることも有効です。
この動画を通して、沈黙を単なる空白や気まずい時間として恐れるのではなく、その種類を見極め、適切に「待つ」こと、つまり沈黙を「生かす」ことの重要性をお伝えします。
カウンセリングに関わる専門家の方、コミュニケーションスキルを高めたい方、人間関係における沈黙への向き合い方を知りたい方に、ぜひご覧いただきたい内容です。
【動画のポイント】
•沈黙を恐れず、見極めることの重要性
•沈黙には「避けるべき沈黙」と「待つべき沈黙」の2種類がある
•「待つべき沈黙」で起きていること(話す内容の探索、内省、感情整理など)
•沈黙を見極める方法と、判断に応じた適切な対応(待つ、働きかける)
•沈黙を待つことで得られる効果(深い洞察、自己理解、関係性の深化など)
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