「人生に無駄なことなんて、一つもない」
年を重ねるごとにそんな思いが強くなりました。
無駄にするかどうかは、自分次第で決められるのです。
今回は、私自身の辛い経験をお話しします。
高校3年生の時、末期がんの母の余命半年という事実を、周囲に隠して過ごした半年間。
当時のがん闘病では本人に告知をしない時代で、家族だけが事実を知っていました。
クラスメートや先生にも嘘をついてやり過ごしたその経験は、精神的に自分をとても鍛えてくれました。
困難を抱え、内密に進める最初の経験であり、今の仕事にも繋がっています。
また、運送業で体を壊し、腰が動かなくなった経験 。
毎日欠かさず2年間続けた30分のストレッチと運動で、腰がほぼ元に戻ったことから、地道にコツコツ努力を続けることの可能性を学びました。
これらの、決して望んでいたわけではない辛い経験も、ただ悲しい出来事ではなく、そこから立ち上がり、自己責任で向き合い、努力を続けることの大切さなど、多くのものを学び吸収できたのです。
人生の困難をどう捉え、どう次に繋げるか。実体験を通じてお話しします。それは「自分次第」です。
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