視聴回数は正義なのか?
【オンライン集客】再生回数は正義なのか?SNS集客の罠とマーケティングの本質
「毎日SNSで発信しているのに、なかなか再生回数やいいねが伸びない」 「ポッドキャストを始めたけれど、再生回数が少なくてモチベーションが下がる」
オンラインビジネスで集客を行う際、多くの方がこの「数字の壁」にぶつかります。特にYouTubeやTikTokで何万回も再生されている動画を見ると、「自分の発信には価値がないのではないか」と不安になってしまいますよね。
しかし、ビジネスにおいて「再生回数やいいねの数が多い=集客に成功している」とは限りません。今回は、表面的な数字にとらわれず、ビジネスに繋がる本当の意味での「マーケティング」について解説します。
1. 「1つのSNS」だけに依存する集客の危険性
少し本題からは逸れますが、Facebookなどを主戦場にしている起業家(コーチやコンサルタントなど)を見ていて、不思議に思うことはありませんか? Twitter界隈には怪しいアカウントやアマチュアが多い一方で、Facebookは実名顔出しで活動している人が多い印象があります。しかし、ブログやYouTube、ポッドキャストなどのメディアを持たず、「Facebookだけ」「Instagramだけ」で発信をしている人がいます。
SNSはタイムラインで流れてしまうため、検索からの流入など「自動集客の仕組み」を作るのが難しい媒体です。おそらくオフラインでの集客をメインにしつつ、SNSは活動報告のように使っているのだと思いますが、もしそのSNSからの集客がうまくいかなくなってしまったら、ビジネス自体が終わってしまうリスクがあります。 また、コンテンツを作って販売するような仕組みを持たず、高額なバックエンド商品などに頼っている状態では、安定した収入を得ることも難しいでしょう。
オンライン集客を安定させるためには、ブログ、YouTube、ポッドキャスト、さらにはUdemyやKindle出版など、複数のプラットフォームにコンテンツを配置し、どこかがダメになっても他でカバーできる状態を作っておくことが大切です。
2. ポッドキャストの再生回数が伸びないのは「当たり前」
情報発信をする上で、ポッドキャストの最大の問題は「再生回数が伸びないこと」です。YouTubeなら何万回、何十万回と再生されるようなトップクラスの配信者であっても、ポッドキャストでは4桁や5桁(1万回)いけば良い方だと言われています。 この「再生回数の少なさ(1エピソードで5回、10回など)」が原因で、「やる価値がない」と挫折してしまう人は後を絶ちません。
しかし、そもそも再生回数というのは「選んだジャンル(テーマ)」と「プラットフォームの特性」でほぼ決まってしまいます。 例えば、多くの人が興味を持つ「芸能人のスキャンダル」や「可愛いペット」のチャンネルを作れば、再生回数は簡単に伸びます。一方で、私たちが発信しているようなオンラインビジネスのノウハウなどは、そもそもターゲット層が少ないため再生回数が伸びないのは当然なのです。 また、数十秒で次々とスワイプされるTikTokと、10分間じっくり聴くポッドキャストを比較しても、再生回数に差が出るのは当たり前ですよね。
3. バズっても商品は売れない?「再生回数=正義」の罠
ここで考えていただきたいのは、「そもそもなぜ再生回数を追い求めているのか」ということです。
もし、YouTubeなどの広告収入で生活しているのであれば、再生回数を追いかける必要があります。しかし、自分自身のサービスや商品を販売するビジネスにおいては、万人に受ける発信をして再生回数を伸ばしても意味がありません。
例えば、集客のために「年始にやるべき10のこと」といった万人に受けるテーマで発信し、バズったとします。しかし、その投稿に「いいね」を押してくれた人が、あなたのビジネスの商品を買ってくれるでしょうか?おそらく、ただ面白そうだから見ただけで、あなたのビジネスには全く興味がないはずです。 見かけの数字が増えても、誰一人として商品を買ってくれないのであれば、それは「マーケティングに失敗している」状態なのです。
4. マーケティングの本質は「理想のお客さん」を集めること
マーケティングの本質とは、「自分が狙ったターゲット(理想のお客さん)をピンポイントで捕まえる(集める)こと」です。
再生回数を伸ばそうとすると、どうしても万人受けする大衆向けのトピックを選びがちになり、結果的に本当に届けたいターゲットから発信内容がズレてしまいます。 再生回数が多くても自分の商品を買ってくれる人がゼロの媒体よりも、たとえリスナーが10人〜20人しかいなくても、その中に「あなたの商品が欲しい」と熱望する理想のお客さんがいれば、それはマーケティングとして大成功と言えます。
まとめ:目先の数字ではなく、濃いファンを作ろう
表面的な再生回数や「いいね」の数だけで発信の価値を測ってしまうと、軸がブレてしまい、ビジネスはうまくいきません。
本当に大切なのは、少ない人数であっても、自分がターゲットとする人に確実に価値を届け、濃い関係性を築いていくことです。海外の一流マーケターたちが、再生回数が伸びにくいポッドキャストで情報発信を続けている理由も、まさにこの「質の高いファン(見込み客)を集められるから」に他なりません。
再生回数が少ないからと落ち込む必要はありません。数字を追いかける発信から卒業し、目の前の「あなたを必要としているお客さん」に向けた発信を続けていきましょう。

