「いいですよ」の一言だけでコンサルを売った方法
【売り込まない営業】「いいですよ」の一言でコンサルが売れる理由と、信頼を築く発信術
「必死に集客してセミナーを開いたのに、最後に商品を提案したらお客さんが引いてしまった……」 そんな経験はありませんか?
実は、どれだけ優れたノウハウやコテ先の販売手法を学んでも、ある「土台」が欠けていると商品は売れません。逆に、その土台さえしっかりしていれば、こちらから1ミリも売り込まなくても、「ぜひお願いします」と向こうから申し込みが入るようになります。
今回は、強引な売り込みで評判を落とすリスクと、「いいですよ」の一言だけでコンサルが売れる状態を作るための戦略について解説します。
1. コテ先の「手法」が招く、信頼の失墜
FacebookなどのSNSでセミナーの告知をし、参加者に商品を売り込むという手法はよく見られますが、これには大きな落とし穴があります。
見込み客の多くは「セミナーに行けば何かを売り込まれる」という免疫がすでにできています。関係性が十分に築けていない状態でオファー(提案)を投げても、相手は警戒して引いてしまうだけです。
さらに、集客を他人に協力してもらっている場合、強引な売り込みは紹介してくれた人の顔に泥を塗ることにもなりかねません。無理な販売は、あなた自身の評判を落とし、今後のビジネスをより一層困難にしてしまうのです。
2. 目指すべきは「ビル・ゲイツ」のような信頼状態
想像してみてください。もしビル・ゲイツが「私が億万長者になった方法を伝授します」というセミナーを開いたらどうでしょうか?。きっと多くの人が「いくら払えばいいですか?」「ぜひ買わせてください」と前のめりになるはずです。
これは、彼に圧倒的な「信頼」と「実績」があるからです。
コンサルティングを売る場合も同じです。日頃から価値のある情報を発信し、「この人は専門家だ」「この人なら信頼できる」と思われていれば、相手が困った時に自然とあなたのもとへやってきます。
実際、私自身もDM(ダイレクトメッセージ)で「コンサルしてもらえませんか?」と相談を受け、「いいですよ」と返しただけで成約したことがあります。こちらからの売り込みは一切していません。日頃の発信を通じて「専門家」としての認知と信頼が積み重なっていたからこそ、一言で売れたのです。
3. なぜ信頼構築には「ポッドキャスト」が最強なのか?
ネット上で信頼関係を築く手段は様々ですが、中でもポッドキャストは非常に優れた媒体です。その理由は3つあります。
① 「聴く姿勢」ができている
ポッドキャストを聴きに来る人は、何かしらの悩みや解決したい問題を抱えており、最初から「話を聴く姿勢」になっています。娯楽目的のSNSとは、リスナーの熱量が根本的に違います。
② バイアスに邪魔されない「純粋な評価」
Twitter(X)などはフォロワー数などの見せかけの数字で判断されがちですが、ポッドキャストには再生数や登録者数が表に出にくいという特徴があります。そのため、リスナーは**「純実な情報の価値」**だけであなたを判断してくれます。
③ 圧倒的な「視聴維持率」の高さ
YouTubeやSNSは数分、あるいは数秒で離脱されやすい媒体です。しかし、ポッドキャストは最後まで聴いてもらえる確率が非常に高く、あなたの考えや価値を深く理解してもらうことができます。
4. 「時間がかかること」を理解し、コツコツ積み上げる
ただし、この戦略には一つだけ欠点があります。それは、「時間がかかる」ということです。
信頼は一朝一夕には構築できません。しかし、年単位でコツコツと価値ある発信を続けていれば、相手が「自分一人ではどうしようもない」と壁にぶつかった時、真っ先にあなたの名前が思い浮かぶようになります。
「相手が買い時」のタイミングで相談に来てくれるため、紹介することがむしろ感謝されるような、理想的な関係が築けるのです。
まとめ:信頼こそが最大の資産
コテ先のテクニックで一時的に売ることはできても、信頼を損なってはビジネスは長続きしません。
- 日常的に価値のある情報を発信し、信頼を貯金する
- 相手が「買いたい」と思う状態を、時間をかけて作る
- 専門家としての認知を広め、向こうから連絡が来る仕組みを作る
このステップを愚直に繰り返すことで、変に売り込まなくても自然と商品が売れるようになります。まずは、今日からポッドキャストやブログを通じて、一人の「未来の顧客」のために価値を届けることから始めてみましょう。
信頼を築くプロセスを例えるなら、「果樹園の栽培」のようなものです。今日種をまいて明日収穫することはできませんが、毎日水をやり(情報発信)、丁寧に育てていけば、やがて向こうから「その実を分けてほしい」と人が集まってくるようになるのです。

🎤ハイパワーポッドキャストのつくり方 -1日たった10分の収録作業で高額商品が売れる-: 熱狂的ファンを創造する音声配信の全技術

