エグすぎる積み上げ効果
【ポッドキャストの真実】「コンパウンド・エフェクト」を解き明かす!コンテンツを続ける人が最後に勝つ理由
ポッドキャストやブログ、YouTubeなどの情報発信を始めたものの、「全く再生されない」「努力が報われない」と感じ、心が折れそうになっている方は多いのではないでしょうか。
特に情報発信の初期段階では、どれだけ時間をかけてコンテンツを作っても、結果が伴わない「超低空飛行」の時期が長く続くため、多くの人が途中で諦めてしまいます。
しかし、資産型の媒体には、続けている人にだけ訪れる驚異的な現象があります。それが、「コンパウンド・エフェクト(積み上げ効果)」です。今回は、実際のデータをもとに、なぜあなたの地道な努力が将来、爆発的な成果となって返ってくるのかを解説します。
資産型プラットフォームの特権「コンパウンド・エフェクト」とは?
コンパウンド・エフェクトとは、日本語で「積み上げ効果」と訳されます。この効果が起こる前提条件として、投稿が流れてしまうFacebook、Twitter、InstagramのようなSNSではなく、コンテンツが資産として蓄積していくプラットフォームである必要があります。
ブログ、YouTube、そしてポッドキャストは、まさにこの「資産型プラットフォーム」に該当します。
今日発信したコンテンツは、1年後、3年後、5年後も誰かに見てもらうことが可能です。理論上、コンテンツをたくさん出せば出すほど、将来的には自動でたくさんの人々にリーチできるようになるのです。
YouTubeとポッドキャストで起きた「エグすぎる成長」データ
「初期は伸びない」という話を裏付けるために、実際に私が運営するチャンネルのデータを見てみましょう。
1. YouTubeチャンネルの事例
私のYouTubeチャンネルは、開始から約3年間(2020年9月〜2023年12月6日時点)でトータルの再生回数がわずか8万回でした。この初期の3年間は、ほぼ毎日アップロードしていた時期もあります。
しかし、その後、頻度を落としたにもかかわらず、残りの2年間でなんと27万回も伸びたのです,。初期の3年間で8万回だったものが、その後の2年間で約3倍の伸びを見せているのは、まさに積み上げ効果の賜物と言えます。
2. ポッドキャストチャンネルの事例
ポッドキャストの別チャンネルの成長データも同様に驚異的です。
- 初年度(2023年):約7,000回
- 2年目(2024年):約1万3,000回
- 3年目(2025年):約4万回
初年度から2年目にかけては約6,000回の増加でしたが、2年目から3年目にかけては、この1年間で約2万7,000回も急増しています。
このデータが示すのは、リスナーが増えていることに加え、コンテンツを蓄積し続けた結果、リスナーが過去の回をぶっ通しで聴く「ビンジリスニング」などの現象が起こり、伸びが加速しているということです。
続けた人だけが体感する「指数関数的な伸び」
初期の段階では、多くの人が半年や1年で「もうダメだ」と諦めてしまいますが、この積み上げ効果は、ある一定の期間を過ぎると急激に発動します。
伸び方は「比例」ではなく、「指数関数的」にグイッと曲がるようなイメージです。最初の2年間は普通の伸び率だったものが、3年目から急激に伸びるというのは、YouTubeの事例からもポッドキャストの事例からも明らかです。
これは、初期に「割に合わない」と感じるほどの努力(多くのコンテンツ作成)をしてきたからこそ、起こる現象です。
ポッドキャストは今、最もチャンスに溢れている
特にポッドキャストは、今非常に追い風が吹いています。
また、ポッドキャストの良い点は、SNSのように他人との交流や絡みを気にする必要がなく、一方的に発信しているだけで済むため、精神的に非常に楽な媒体であるという点も挙げられます。
発信を止めてしまうチャンネルが非常に多いため、ただ**「続ける」**というシンプルな行為だけで、このコンパウンド・エフェクトの恩恵を最大限に受けることができます。
まとめ:結果を急がず、年単位で物事を見よう
情報発信を始めてまだ数ヶ月で「うまくいかない」と判断するのは早すぎます。
日々の再生回数や「いいね」の数に感情を振り回されすぎず、自分のペースで発信を続けることが最も大切です,。あなたの今日の地道な努力は、必ず1年後、3年後、5年後に自動で人を集めてくれる「資産」として実を結びます。
心折れそうになった時は、「この努力は未来の爆発的な成長のための蓄積だ」と捉え、冷静に継続していきましょう。

